「受験まであと2ヶ月だから勉強しましょう。」
「冬休みはテレビの誘惑もありますが、勉強しましょう。」
中3の生徒が話していた冬休み前の担任の先生の言葉だそうです。
当たり前、わかっていることを改めて言われると嫌だねーなんて話しました。
大人が言いがちな、不安感や不信感から出る言葉かなと思います。
人間って不思議なもので、こういう言葉ではやる気は出ませんよね。
「今やろうと思っていたのに!」とか。
反対に、「冬休みなんだから受験なんて気にしないで遊ぼうぜ」
と言われた方が「いや、やるから」と勉強する気がします。
責任逃れのための言葉、不安感が信じる心にまさっている言葉は
教育においては毒。子供を傷つけるし虚しくさせます。
こういう感覚は、学校では教わりません。
その人が生きていた環境によるものです。
人間関係を大切にして、いろんな人がいる中で育つと育まれる「当たり前」。
(揉めたり、うまくいかない経験をどれだけしているか)
勉強だけしてきたり、
先生や大人の言うことをただ聞いてきた人では身に付かない感覚かなと思います。
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